オンライン講座 X線の発見とクルックス管 開催報告
オンライン講座 X線の発見とクルックス管 開催報告

クルックス管からX線が放出されていることが、19世紀末に
レントゲンによって発見されました。
トムソンによる電子の発見にもクルックス管は用いられ、
それ以降の科学の発展に重要な役割を果たしました。
一方で、放射線が漏洩していることを知らずに、不注意に近付いて観察したり、
いたずらに出力を高くしたりすると不要な被ばくをする危険性があります。
放射線の基本的な性質と、安全に取り扱うにはどうしたら良いのかを、
クルックス管を中心として考えてみましょう。

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開催概要

開催日
第1回 2020年11月18日(水)16時30分~17時30分
第2回 2020年12月10日(木)16時30分~17時30分
実施方法
オンライン開催(zoomを利用)
対象
高校生、中学高校教員、その他放射線教育に関わる方
主催
「みんなのくらしと放射線」知識普及実行委員会
講演者
秋吉 優史(大阪府立大学 量子放射線系 准教授)
参加者
55名

東京都世田谷区立千歳中学校、名古屋市立長良中学校、京都光華高等学校、京都府立桃山高等学校、大阪府立泉北高等学校、兵庫県立尼崎小田高等学校、兵庫県立加古川東高等学校、放射線教育フォーラム、ケニス株式会社、株式会社島津理化、コミュタン福島 など

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オンライン講座の様子

講演会場の様子

クルックス管からのX線の漏洩についての説明

クルックス管を用いた実験の様子

霧箱を用いた実験の様子

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参加者からの声

実演があったおかげで分かりやすく、臨場感があって楽しめた。
具体的な数値の解説などもあったので、非常に参考になった。