日常生活のいろんなところで、実は放射線が活躍しています。
また、自然放射線はあなたの身の回りに昔から存在するものです。
どんなものがあるか、探してみましょう！
病院
病院で働く放射線を探せ！
病院では放射線が活躍しています。
気になるところをクリック・タップして、はたらく放射線を探してみましょう!
正解！
レントゲン撮影（Ｘ線撮影）
エックスドクター（X線）
病院でのレントゲン撮影（Ｘ線撮影）とは、
身体のさまざまな部位にＸ線を当て、診断したい組織を写し出す検査のことです。
組織や臓器によって透過しやすさが異なるという、Ｘ線の性質を利用しています。
身体を傷つけることなく、病気になった組織の場所や大きさを知ることができるため、
胸部・腹部撮影、全身の骨撮影、各臓器撮影などに幅広く使われています。
CT検査
エックスドクター（X線）
CT検査とは、X線を使って身体の断面（輪切り像）を撮影する検査のことです。
（Computed Tomography：コンピュータ断層撮影法の略）X線は体の内部を透過しますが、
組織や臓器によって透過しやすさが異なります。
Ｘ線を当てながら身体の周囲を撮影し、身体を通過したＸ線の差をデータとして集め、
コンピュータで処理することで、身体の内部を輪切りの断面として画像化することができるのです。
注射器などの医療器具の滅菌
ジャガンマちゃん（γ線）
注射器・採血容器など、プラスチック製のディスポーザブル（使い捨て）医療用具は熱に弱く、
加熱に頼らない滅菌を行う必要があります。照射時の温度上昇が少ないことや、
ほかの滅菌方法と比べ容器内への残留性がないことから、
γ線や電子線などの放射線が医療器具の滅菌に利用されています。
放射線は透過力が強く、最終包装された製品に対しても効果が発揮できることも大きな利点です。
花や果物の品種改良
ジャガンマちゃん（γ線）
放射線照射による品種改良は、カーネーションやキク、イネ、ナシなどに利用されています。
以前はγ線が用いられていましたが、近年は大きな突然変異を起こしやすい
「イオンビーム育種法」が主流となっています。